認知行動療法の個別モデル
〜カウンセリングルーム 希望の翼では、認知行動療法等を実施しています。ご本人のご希望をお聞きしながら、例えばトラウマの軽減、不安への対処等に、ご自身が取り組み易い、身につけやすいところから取り組んでいます。
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取り組み

上記の図のように、認知(考え)、感情(気持ち)、体の反応(呼吸)、行動はそれぞれが関連し合って一つのシステムとなっています。
実際のカウンセリングでは、ご本人さんとの相談の上で、ご本人さんが取り組みやすく、納得しやすいところから、一緒に取り組みます。
【この図の説明】
例えば、「犬と出会う」時に、今までの経験から「犬は危険だ」と言う考えが浮かびます。その時「怖い」と言う思いに駆られます。そして時には体が震えたりします。そこで「逃げる」と言う行動をとります。
逆に、犬に関しての経験が、この図とは反対に「楽しかった」という人もいると思います。そういう方は、犬を見れば嬉しいだろうし、自分から犬の方に近寄ったりするのではないでしょうか。
更には、たとえ犬に関して嫌な経験を持った人が、犬と少しずつでも遊び、楽しい経験をすることが出来たら、認知(犬に対する考え、犬は危険だ)も変わってくるかと思われます。
これは、犬の例ですが、人間関係にも同様のことが言えるのでしょうか。人前に出ると緊張しやすいとか、興奮しやすい人は、例えば呼吸法等を身につけることで、緊張感を和らげることが出来るようになり、人前で話すことの経験が多くなることで、人の前で話すことが、徐々に「嫌なこと→なんとかなること」と変化するように思われます。
カウンセリングルーム 希望の翼では、認知(考え)、感情(恐怖や不安)、体の反応等、ご本人と話し合いながら、ご自身が取り組み易い、身につけやすいところから取り組んでいます。
カウンセリングは、不安感を減らしたり、怒りを静めたり、生活をより納得感のある豊かなものにするための、いろいろな方法を身につける取り組みでもあります。その方法を一緒に考えたり、提案したりして、取り組めたらと思っています。
【メタ認知】
メタ認知というのは、自分(他人の認知も含む)の認知を、第三者的視点( 他者)の視点で、見たりする能力です。自分は、何がわかっていて、何ができるかということ(自分の認知内容)を知るということと、それを(自分の認知を)どのように使ったらいいかということを考えたりする能力です。能力ですから、当然、育てることができます。又、例えば、同じ努力(勉強)をしても、メタ認知が育っている人ほど、その結果は良くなります。ところが、誰でも焦りがあったり、不安になったり、パニックを起こしたりすると、このメタ認知能力が、働かなくなったり、弱ったりします。冷静になって考え直したり、時には大きく深呼吸をしたりしてみたりすることで、「なーんだ」と思えたりした経験は、誰でもあるのではないでしょうか。このメタ認知能力が働かなくなったり、弱っていたりすることと、心の問題とは、非常に大きな関係があります。
希望の翼では、このメタ認知能力がより発揮できるよう、一緒に考えたり、取り組んだりしていきたいと思っています。
【納得感・ 価値観】
物事や、出来事を振り返ったり考えたり、さらには、判断や、選択・決断をする時に、とても重要なのが、その人の生き方、価値観です。どんな自分でいたいか、何を大切にしたいか、守りたいかが大切になっていきます。例えば、上記の図で考えてみますと、犬が嫌いでも好きになる必要を感じない人は、何もする必要はありません。が、好きになりたい人はそれなりの練習が必要だったりします。心の問題も同じように、自分にとっての必要があるか、ないかで大きく変わります。その人その人の自分のあり方です。自分自身の納得感についても、一緒に考えたり、取り組めたらと思っています。
【発達障害】
本人が自分の特性を理解し、その特性を受け止めながら、対処法を考えたり取り組んだり、また、ご本人が自分自身の持ち味を発できるような取り組みを一緒に考えていきたいと思っています。ソーシャルスキルも行います。
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